posted by びわこバプテスト聖書教会
at 23:05:35 │
EDIT
イエスはナタナエルが自分のほうに来るのを見て、彼について言われた。「これこそ、ほんとうのイスラエル人だ。彼のうちには偽りがない。」(ヨハネによる福音書1章47節)
イエスは遠く離れた場所から、特別ないちじくの木(the fig tree)の下にナタナエルを見ました。ナタナエルの見たものは、葉は茂っていても実を結ばない、奇妙ないちじくの木だったのかも知れません。
「ナタナエルよ。お前もその木を見たのか?あれはイスラエルの現状だよ。偽りの言葉ばかりで、実行が伴わない政治家や宗教家の詭弁で満ちている。ところが君は違う。君は真実にこの国を憂いているのだろう。どこに大義の指導者がいるか?エルサレムに失望した君は、今更ナザレなんかにどうして期待できるものかと言うのだろう。しかし私は君を知っている。君こそ真のイスラエル人だ。そして君は私をどう見るのだ?」
ナタナエルは答えた。「先生。あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。(ヨハネによる福音書1章48節)
我が国を憂い、諫言をもって仕える真の愛国者は果たしてどれ程いるのでしょうか?この時ナタナエルはイエスに国家のビジョンを見たのです。
PR