posted by びわこバプテスト聖書教会
at 23:34:58 │
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御子は、肉によればダビデの子孫として生まれ…(ローマ人への手紙1章3節)
Concerning his Son Jesus Christ our Lord, which was made of the seed of David according to the flesh; (The Book of Romans 1:3)
イエスはダビデの子孫ではありません。ダビデの子孫とされたのです。確かにヨセフはダビデの血を引いていましたが、イエスの誕生においてヨセフは全く関係していません。そう、ヨセフはイエスにとって義理の父というべき人でした。むしろイエスの肉体についてはマリヤの胎との関係がありました。マリヤの先祖もダビデであったので、ダビデの子孫とされたのです。
キリストがダビデの子孫として生まれる事は旧約聖書の預言によって明らかですが、ヨセフの系図(マタイによる福音書1章)よりもマリヤの系図(ルカによる福音書3章)が神によって用いられました。何故でしょう?
まず、神はダビデの系図を呪われました。
主はこう仰せられる。「この人を『子を残さず、一生栄えない男。』と記録せよ。彼の子孫のうちひとりも、ダビデの王座に着いて、栄え、再びユダを治める者はいないからだ。」(エレミヤ書22章30節)
また、創世記3章15節の「女の子孫」、ガラテヤ人への手紙4章4節の「女から生まれた者」という言葉は、キリストがマリヤから出た事と説明しています。
イエスは聖霊によってマリヤの胎に入られました。これがキリスト教で極めて重要な教理、処女降誕なのです。キリストは人の子であり、また神の子です。
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